19日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=149円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比22銭円高ドル安の1ドル=149円61〜62銭。ユーロは25銭円高ユーロ安の1ユーロ=163円58〜62銭。

 前日に米長期金利が低下したことを手がかりに、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りの動きが先行した。

 日銀の金融政策決定会合をにらみ、模様眺めのムードが広がった。外為ブローカーは「会合の結果公表や記者会見を前に、市場は静かな雰囲気だ」と話した。