【ニューヨーク共同】米グーグルの親会社であるアルファベットは18日、米サイバーセキュリティー企業ウィズを320億ドル(約4兆8千億円)で買収すると発表した。生成人工知能(AI)が普及する中、クラウドサービスの安全対策を強化する狙い。米メディアによると、アルファベットとしては過去最大の買収になるという。

 ウィズは2020年設立で、米ニューヨークに拠点を構えるイスラエル系の新興企業。クラウド向けの安全対策に強みを持つ。

 米メディアによると、グーグルによるウィズの買収を巡っては、昨年7月に買収協議が一度は破談となったが、再交渉が進展して買収成立に至った。