山﨑さん(障害者支援施設ひまわりの丘 関市)

「毎日が楽しさいっぱい」と話す山﨑さん。利用者のやりたいことを引き出せるよう、日々工夫を凝らす=関市桐ヶ丘、ひまわりの丘

 曾祖母が認知症になったことをきっかけに介護の世界に興味を持ち、中部学院大学短期大学部で福祉を学ぶことにしました。短大では主に高齢福祉について学んだため、実習で障がい者施設に行く機会はありませんでした。就職活動の際に友人に勧められて障害者支援施設ひまわりの丘へ行き「働きながら新しいことを学ぶのも良いのでは」と、ここで働くことを決めました。

 知的障がい、身体障がい、精神障がい、認知症等ある方が生活するフロアの担当をしています。思いをすらすらと話してもらえるわけではありませんが、やりたいこと、楽しいことは必ずあるでしょう。ちょっとした会話や表情からくみ取って支援につなげていくことは難しいことですが、この点こそがやりがいだと感じています。

 職員同士の人間関係はとても良く、意見を出し合いながら支援方法を考えていくことも楽しく、このチームワークこそが職場の魅力だと思います。楽しさいっぱいのこのひまわりの丘で、これからも利用者と向き合っていきたいですね。