【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は16日、肺炎などで2月中旬から入院中の教皇フランシスコ(88)の写真を公開した。16日に病院内でミサに参加した際の様子という。写真の公開は入院後初めて。
公開された写真は祭壇の前で車椅子に座った教皇を斜め後ろから撮影している。ANSA通信によると、16日の教皇の状態は引き続き安定しており、呼吸に関する理学療法などを受けている。
教皇は2月14日、気管支炎のためローマの病院に入院し、その後に呼吸器の感染症や肺炎に罹患していることが判明した。一時は病状悪化が伝えられたが、現在は快方に向かっているとされる。