【ワシントン共同】2016年米大統領選の民主党候補指名争いで若者の人気を集め、旋風を巻き起こした重鎮サンダース上院議員(83)が共和党のトランプ大統領(78)への抗議集会を開き、再び注目を浴びている。「寡頭政治」を進めているとトランプ氏を批判して存在感を示し、26年中間選挙で巻き返しを狙う民主党の戦略に影響を与えそうだ。
「トランプ氏が米国を権威主義に導くのを国民は許さない。闘う準備はできている」
サンダース氏は8日、ミシガン州デトロイト郊外で、支持者らに訴えた。支持者は会場の体育館に収まりきらず、外にあふれた。
サンダース氏はプログレッシブ(進歩派)と呼ばれる急進左派の代表格。