【ニューヨーク共同】米中西部や南部などの広範囲で14日から15日にかけて竜巻や暴風が発生し、30人以上が死亡した。米メディアが伝えた。国立気象局は40以上の竜巻を確認したという。16日以降は東部が暴風雨に見舞われると予報されており、被害が拡大する恐れがある。
中西部ミズーリ州では竜巻に破壊された家屋の男性住民が亡くなるなど、州別で最多の12人が犠牲になった。カンザス州では14日、砂嵐で視界が悪くなり、50台以上の車が巻き込まれる事故が発生、8人が死亡した。
一時、20万世帯以上が停電。米メディアは全壊した建物や逆さまになった車両など暴風の被害を伝えた。