北陸新幹線の金沢―敦賀(福井県敦賀市)間の開業から1年となった16日、沿線の駅で記念式典が開かれた。福井駅では同県の杉本達治知事が「どんどんにぎわっていくのを本当にうれしく思う」とあいさつ。式典では長野―金沢間が開業10年を迎えたことも祝った。
JR西日本金沢支社の石原利信支社長は、富山駅の式典で「今後も地域の皆さんと共に新幹線を盛り上げていく」と話した。その後、沿線地域の子どもたちが作ったアート作品を車内に飾った車両の出発を新田八朗富山県知事らがホームで手を振って見送った。
北陸新幹線は、1997年に東京―長野間が先行開業し、2015年に金沢まで延伸した。