日本選手権35キロ競歩は16日、世界選手権東京大会(9月)の代表選考会を兼ねて石川県能美市で行われ、男子は東京五輪50キロ代表の勝木隼人(自衛隊)が2時間24分38秒で制した。日本陸連が定める派遣設定記録(2時間26分0秒)を突破し、50キロで出場した2019年大会以来の世界選手権代表に決まった。
20キロでの代表入りを確実としている丸尾知司(愛知製鋼)が2位、パリ五輪の混合団体に出場した高橋和生(ADワークスグループ)が3位だった。
女子は梅野倖子(順大)が2時間46分53秒で優勝。世界選手権の参加標準記録(2時間48分0秒)を突破し、代表入りへ前進した。