愛知県豊田市のトヨタ自動車系部品メーカー「中央発条」藤岡工場で男性3人が死傷した爆発事故で、県警は6日午後、現場を実況見分した。爆発の原因や身元の確認を進める。今後、業務上過失致死傷の疑いも視野に同社関係者から話を聞く方針。工場では2023年10月にも爆発事故があった。
23年の事故は、トヨタの完成車工場の一時停止につながった。今回の事故について、トヨタは「影響を確認中」としている。
県警などによると、6日午前8時5分ごろ、男性従業員から「建物内の集じん機が爆発した」と119番があった。いずれも従業員で、男性(40)の死亡を確認し、2人が耳をやけどするなどの軽傷を負った。