国土交通省や中日本高速道路などは3日、新東名高速道路に自動運転トラックの優先レーンを設け、安全に走行できるかどうかを確かめる実証実験を始めた。特定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」に対応したトラックの早期実用化を目指す。
実験は、駿河湾沼津サービスエリア(SA)―浜松SAの約115キロの区間で実施。平日の午後10時〜午前5時、3車線のうち左側の車線を優先レーンとする。
自動運転トラックが高速本線に設置されたセンサーから、走行車両の位置や速度を把握してSAから本線に合流したり、車載カメラなどのデータから落下物や工事規制の情報を検知して車線変更したりできるかを確認する。