国際交流基金は24日、来年イタリアで開催される第61回ベネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館の出品作家に、米ロサンゼルス在住の美術家・荒川ナッシュ医さんを選んだと発表した。
荒川ナッシュさんは福島県生まれの日系米国人。さまざまな現代美術家との共作や、観客を即興的に巻き込むパフォーマンスで知られる。日本館の展示テーマや具体的な内容、展示の企画を担うキュレーターは後日発表する。
荒川ナッシュさんは、かつて出展した草間弥生さんらの名を挙げ、「歴史的なパフォーマンスと(今回の参加を通して)対話できるこの機会に高揚しています」とコメントした。