鹿児島県は24日、同県奄美市で今月回収された野生のハヤブサから、高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。県によると、奄美大島で鳥インフルエンザが確認されたのは初めて。

 ハヤブサは今月19日に衰弱した状態で見つかり、簡易検査で陽性反応が出たことから、国立環境研究所が遺伝子検査を実施していた。環境省は回収地点から半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、監視を強化している。