【ソウル共同】韓国銀行(中央銀行)が24日発表した2025年1〜3月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前期比0・2%減となり、24年4〜6月期以来3四半期ぶりのマイナス成長だった。韓銀が2月に示した0・2%増の予想に反しマイナスとなった。

 建設投資や設備投資、民間消費など内需の不振が響いた。

 聯合ニュースによると、韓銀は17日にマイナス成長の可能性を示唆し、国内政治を巡る混乱の長期化や、米国の関税政策への懸念による経済心理の冷え込みなどを要因として挙げていた。

 韓銀によると、娯楽や医療などのサービス消費が振るわず民間消費は0・1%減少。設備投資も2・1%減った。