【エルサレム共同】ロイター通信は23日、バチカンで26日に執り行われるローマ教皇フランシスコの葬儀に、イスラエルからは駐バチカン大使が参列するのみだと報じた。各国からはトランプ米大統領ら首脳が集まり弔問外交の展開が予想されている。ロイターは「イスラエルとバチカンの関係がどれほど悪化したかを示している」との外交筋の話を伝えた。
教皇は生前、パレスチナ自治区ガザを攻撃するイスラエルを批判していた。死去を受け、イスラエルではヘルツォグ大統領が追悼する声明を発表したが、ネタニヤフ首相は23日時点で哀悼の意を公に示していない。