日本サッカー協会(JFA)は18日、全国の指導者に向けて落雷事故防止のガイドラインを確認するよう呼びかけた。ガイドラインは落雷の危険や兆候が確認された際に活動を中止することや、専門的なウェブサイトで天候情報を確認することを求めている。
10日に奈良市で部活動中だったサッカー部員ら中高生6人が搬送された落雷事故が発生した。これを受け、JFAは「落雷件数が増加しており、事故防止対策が求められている」としている。
大会主催者が試合開催時に気温と湿度などから算出する「暑さ指数(WBGT)」を計測し、数値によって対策を講じることなどを示している熱中症対策ガイドラインの確認も周知した。