倒壊した建物を装置で再現し、医師らが参加して行われた救助訓練=19日午後、千葉県船橋市

 地震で倒壊した建物を装置で再現し、閉じ込められた人に医療行為をしながら救助する訓練会が19日、日本大船橋キャンパス(千葉県船橋市)で開かれた。装置は「減災ソリューションズ」(東京都千代田区)が開発。医師や救急救命士ら約100人が参加した。

 訓練は2階建ての木造家屋が倒壊した想定で実施。1階部分に生じた数十センチの隙間で身動きが取れなくなった人に点滴をしたり、木材に挟まれた足を切断したりして助け出す手順を確認した。