立憲民主党が夏の参院選で、大阪選挙区(改選数4)に新人の弁護士橋口玲氏を擁立する方向で最終調整していることが分かった。一方、国民民主党は検討していた足立康史元衆院議員の同選挙区での擁立を断念。連合の反発が強かったためとしている。立民とは別に独自候補を立てる方針は堅持する。関係者が18日、明らかにした。

 連合は橋口氏を推薦する見通しで、立民大阪府連は近く党本部に公認申請する。

 立民は当初、連合の意向を踏まえて国民と候補を一本化する前提で調整。足立氏浮上を受けて断念し、独自での擁立方針に転じた。

 足立氏は、日本維新の会所属当時に労働組合批判を繰り返したため、連合が支援に難色を示していた。