インド洋での日本のマグロ漁獲量

 水産庁は18日、インド洋でのメバチマグロの年間漁獲枠が2026〜28年に現行から15%増の9万2670トンになったと発表した。資源管理を話し合う国際会合で合意し、日本の配分も15%増え、4237トンとなった。日本は21年以降、4千トンを下回る漁獲量で推移しており、枠の拡大が供給量や価格に与える影響は限定的とみられる。

 13〜17日にフランス領レユニオンで開かれたインド洋まぐろ類委員会(IOTC)の年次会合で関係各国の配分が決まった。資源が回復傾向にあることを踏まえた措置だが、依然として管理は必要な水準にあるという。