ミニジャンプ台で子どもたちと交流するノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑(左)=19日、岩手県八幡平市

 ノルディックスキー・ジャンプ男子で2022年北京冬季五輪金メダルの小林陵侑(チームROY)が19日、出身地の岩手県八幡平市で子どもたちとの交流イベントを開いた。ジャンプ体験会などを実施し「楽しんで飛んでいる姿を見られて、こっちもすごく楽しかった」と目尻を下げた。

 イベントは初開催だった昨年に続いて2度目で、20日まで。近隣の山から運んだ雪で作った「ヒルサイズ2メートル」のミニジャンプ台で、7〜12歳の5人が飛躍に挑んだ。小林陵は「ナイスジャンプ」と声をかけながら見守り「これからも続けていきたい」と決意を新たにした。