芦川うらら

 体操女子で2021年の世界選手権、種目別平均台の金メダルに輝いた22歳の芦川うらら(日体大)が18日、大学4年の今季限りで現役を退く意向を明かした。「入学前から、大学まで頑張ると決めていた。(今季を)全力で頑張って区切りを付けたい」と話した。卒業後は指導者を目指すという。

 静岡県出身。21年東京五輪にも出場し、種目別平均台で6位だった。

 17日には群馬県の高崎アリーナで行われている全日本選手権で予選24位となり、19日の決勝に進んだ。「最初の平均台をばっちりと決め、残りの3種目も粘りたい」と意気込んだ。