さいたま市桜区のマンションで住人の高校1年の女子生徒が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された谷内寛幸容疑者(24)が事件前、自宅の寮から刃物を持参し、途中で店舗や施設に立ち寄ることなく、現場周辺へ向かったとみられることが18日、埼玉県警への取材で分かった。県警は計画性があったとみて調べる。
事件は14日午後8時過ぎに発生。県警によると、容疑者は同日午後6時ごろに自宅を出発したとみられる。その後、現場周辺を1人で徘徊する様子が複数の防犯カメラに写っていた。事件後、マンション敷地内からは血の付いた包丁が見つかっており、県警は凶器とみて調べている。