能登半島地震で被害を受けた石川県の能登空港と関西空港を結ぶチャーター便が19日、初めて運航された。全日本空輸が被災地復興応援のため企画し、大阪・関西万博を記念した特別デザイン機「EXPO2025 ANA JET」を使用。能登空港に到着すると、地元の小学生や保護者ら約50人が出迎えた。
チャーター便はボランティアツアーの参加者30人が利用。災害ボランティア活動のほか、輪島塗の体験なども組まれている。能登から関西に向かう便には、全日空が万博に招待した能登の特別支援学校の生徒や保護者らが乗り込んだ。
能登空港の定期便は、全日空が羽田線を運航しており、関西と結ぶチャーター便は19日と20日限定。