18日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比49銭円高ドル安の1ドル=142円40〜41銭。ユーロは61銭円高ユーロ安の1ユーロ=161円95〜99銭。

 トランプ米大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の金融政策に不満を表明し、早期退任を求めていると伝わり、市場の警戒感が高まって相対的に安全とされる円が買われた。

 ただキリスト教の復活祭(イースター)関連の休暇で、市場参加者が少なく「値動きの幅は限られる」(外為ブローカー)との声があった。