取材に応じる、パラスノーボードの小須田潤太=17日、長野県野沢温泉村

 3月のパラスノーボードの世界選手権男子バンクドスラローム(大腿障害)で、日本勢初の金メダルに輝いた小須田潤太(オープンハウス)が17日、長野県野沢温泉村で取材に応じ「パラ本番で金メダルを取るまでは、全部練習みたいなもの。(スノーボードクロスとの)2種目制覇を目指す」と、来年のミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに向けて意気込みを語った。

 右脚義足で、陸上走り幅跳びで2021年の東京パラに出場し、7位。22年北京冬季大会後からスノーボードに専念する。昨季から現役プロの元木勇希コーチの指導を受け「基礎を理解でき、考えながら滑れるようになった」という。