日野自動車は16日、電気配線の配置に不具合があるとして、トラック「日野レンジャー」7万7485台(2017年4月〜22年9月生産)のリコールを国土交通省に届け出た。不具合の申告が91件あり、うち1件は車両の一部が焼けた。

 国交省によると、エンジン付近の電気配線が振動で周辺の部品と接触して損傷し、最悪の場合はショートして火災が起きる恐れがある。