2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪・パラリンピックの聖火リレーで使うトーチが14日、大阪・関西万博会場で初公開された。万博閉幕日までイタリア館で展示する。お披露目式に出席した大会組織委員会のアンドレア・バルニエ最高経営責任者(CEO)は「スポーツが象徴する平和や友愛のメッセージを伝えたい」と述べた。
「エッセンシャル」と名付けられたトーチは、聖火の炎をイメージしたスリムなデザイン。アルミニウムや真ちゅうを使って重さ約1キロに仕上げた。
デザインを担当した建築家のカルロ・ラッティ氏は「リサイクル可能な素材を用いるなど、持続可能性にもこだわった」と話した。