気象庁

 上空の寒気などの影響で、西日本では11日、東日本では12日にかけて、大気の状態が非常に不安定になるとして、気象庁は11日、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけた。

 気象庁によると、上空約5500メートルで氷点下21度以下の寒気の流れ込みや、低気圧に向かって高気圧の縁を回る暖かく湿った空気が流れ込む影響で、大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所がある。

 気象庁は、発達した積乱雲が近づく兆しがあれば、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう求めている。ひょうに備え、農作物や農業施設の管理にも注意が必要としている。