日本国際博覧会協会(万博協会)は10日までに、大阪・関西万博が開幕する13日は夕方までの入場予約枠が既に埋まっていると公表した。予約不要の当日券は、午後5時以降の入場となる。会場アクセスの主要3ルート中、大阪メトロ中央線と、JR桜島駅発のシャトルバスが大混雑の見込み。自家用車とシャトルバスを組み合わせたパーク・アンド・ライド(P&R)には空きがあり、利用を呼びかけている。
万博協会は「並ばない万博」を掲げ、原則として入場日時と、交通手段ごとに使うゲートの事前予約が必要。9日時点では、13日午前9時予定のオープンから午後5時まで、東西両ゲートとも予約枠で満員。当日券は午後4時からゲート前で販売するが、協会は「枚数は限定的。購入待ちの列も長くなる」としている。
西ゲートは、桜島駅や大阪駅などからのシャトルバスと、P&Rの利用者が中心。13日午前は、最も本数が多い桜島発のバスも事前決済した人の優先乗車枠でほぼ埋まっている。P&R駐車場は、会場の夢洲に隣接する舞洲などにある。事前予約が必須。