近未来的なパビリオンなどが目を引く大阪・関西万博の会場=9日午後4時38分(撮影・堀尚人)
リトアニアとラトビアが共同で出展する「バルト館」のスタッフ=9日午後3時55分
大阪・関西万博開幕前のメディアデーで披露された噴水のショー=9日午後7時4分、いずれも大阪市此花区夢洲

 最先端の技術と現代芸術の表現が組み合わさったエンターテインメント空間だった-。13日に開幕する大阪・関西万博の会場に9日、いち早く足を踏み入れると、魅力的な展示やショーが展開されており、未来を感じさせる“非日常の体験”が広がっていた。

 万博の会場は小学6年時に遠足で訪れた2005年愛知万博以来。大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」だと言うが、来場前はイメージをつかみづらかった。

 午後1時、今回の万博の目玉である巨大木造建築物「大屋根リング」へ向かった。高さ12メートル、幅30メートル、全周約2キロの大きさを目の当たりにすると、...