日本水泳連盟は9日、東京都内で常務理事会を開き、教員の負担軽減や屋外プールの老朽化などで全国的に実技をやめる動きが相次いでいる水泳の授業について、文部科学省に継続を求めていく方針を決めた。地域のスイミングクラブとの連携や、室内プールを新設して複数校で授業を行う案などを提言する。

 金子日出澄専務理事は「水難事故を防ぎ命を守るためにも水泳の授業は必要」と意義を語った。

 また新規のスポンサー獲得を目指し、新たにマーケティング委員会を設置することを決定した。今後2年間で約2億円の増収を目標として活動していく。