【パリ共同】ドイツ検察は7日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所でユダヤ人ら1万人以上の殺害に関与したとして有罪判決が確定した元速記係の女について、今年1月に死去していたと発表した。99歳だった。ドイツメディアが伝えた。
ドイツでは2011年のナチス戦犯裁判で、収容所で看守などとして勤務したことを証明すれば殺人ほう助罪が成立するとの判断が下され、高齢の元看守らの起訴が相次いだ。女は昨年8月、執行猶予付き禁錮2年の判決が確定。ナチス戦犯最後の裁判の一つとして注目されていた。
【パリ共同】ドイツ検察は7日、第2次大戦中にナチス・ドイツの強制収容所でユダヤ人ら1万人以上の殺害に関与したとして有罪判決が確定した元速記係の女について、今年1月に死去していたと発表した。99歳だった。ドイツメディアが伝えた。
ドイツでは2011年のナチス戦犯裁判で、収容所で看守などとして勤務したことを証明すれば殺人ほう助罪が成立するとの判断が下され、高齢の元看守らの起訴が相次いだ。女は昨年8月、執行猶予付き禁錮2年の判決が確定。ナチス戦犯最後の裁判の一つとして注目されていた。