新型コロナウイルスの流行は家電の機能や需要に変化をもたらした。身近な空気の質への関心が高まり、換気機能を備えたエアコンや除菌につながる空気清浄機が人気に。政府による初の緊急事態宣言から7日で5年。自宅で仕事をする機会も増え、対応した商品は依然好調だ。
ダイキン工業は、冷暖房中に室外機から外気を取り込み、室内の空気を入れ替える機能がある家庭用エアコン「うるさらX」がコロナ禍で換気の重要性が認識されてヒット。以前は換気できない機種が一般的だったが需要拡大を受けて機能を搭載する機種を増やし、品ぞろえを強化している。
独自の空気清浄技術「プラズマクラスター」を備えた製品に力を入れるのはシャープだ。放電で発生したイオンが空気中のウイルスや菌に付着して除菌や消臭につながるとして、空気清浄機や送風機などに活用。搭載した製品は人気が高く、年々対象を拡大しているという。
アイリスオーヤマ(仙台市)は、2024年の冷凍庫の売上額が感染拡大前の19年に比べ約17倍と著しく伸びている。