寺の敷地に入り込んだクマ=2日午後3時23分、盛岡市

 2日午後2時20分ごろ、盛岡市中心部の材木町にある寺、永祥院の敷地にクマ1頭が入り込んでいるのを警察官が確認した。市と岩手県警によると、木に登るなどしていたところに吹き矢で麻酔を注射し、午後4時15分ごろに捕獲した。けが人の情報はない。現場はJR盛岡駅の北600メートル余りの住宅街。

 県警によると、同日午前6時35分ごろ、永祥院の北西約2・5キロにある同市前九年3丁目の住宅でクマが網戸に手を掛けているのを住人が現認した。その後、北上川沿いを移動する姿などの目撃情報が相次いだ。警察官が行方を追う中、同一個体とみられるクマが永祥院に入ったという。

 市によると、捕獲したクマは成獣とみられ、市内の山に放すとしている。