衝撃吸収素材のない自転車用ヘルメット

 インターネット通販で販売されている自転車用ヘルメットに、欧州連合(EU)の安全基準に適合するとうたいながら基準を満たさない製品があったとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。2023年4月から自転車利用者にヘルメットの着用が努力義務となっている。

 センターは、サイト検索で上位に表示された6製品について、所定の高さから落下させる試験を実施。3製品で頭部の衝撃を吸収する基準を下回り、いずれも内部に発泡スチロールなど衝撃を吸収する素材が入っていなかった。

 あごひもの強度や脱げにくさなど他の基準に関しても下回るものがあり、調査した中で欧州の基準を全て満たす製品は一つもなかった。