2日、ミャンマー・ザガインの病院でベッドに横たわる人たち(ロイター=共同)
 2日、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに到着した日本政府の援助隊(共同)
 2日、ミャンマー・ザガインの病院でベッドに横たわる人たち(ロイター=共同)
 崩落した橋=2日、ザガイン(ロイター=共同)

 【ヤンゴン共同】ミャンマーの大地震で、日本政府の国際緊急援助隊医療チームが2日、最大都市ヤンゴンに到着した。日本政府の援助隊派遣は初めて。先発隊を含め国際協力機構(JICA)や医療関係者ら32人で構成し、医療活動に従事する。内戦状態で衝突が続いていた震源に近い北部ザガイン地域の被害が深刻で、地元メディアは9割近くの家屋が損壊したと伝えた。

 地震は4日で発生1週間となる。ミャンマー軍事政権は2日、死者が3003人、負傷者が4515人に上ったと明らかにした。死傷者は増える可能性が高い。軍政に対抗する複数の少数民族武装勢力は1日付の声明で、被災者支援を優先するため1カ月間の一方的停戦を発表。軍政も2日、22日までの停戦を発表した。

 中部マンダレーで最大級の被害が出たほか、ザガインでは重機不足により住民が手作業で救援やがれき撤去をしている。

 隣国タイの首都バンコクのビル倒壊現場では捜索規模が縮小。トラックによるがれき撤去が本格化した。救急当局によると、タイの死者は22人、行方不明者は約70人。