2024年度の国内新車販売台数は、前年度比1・0%増の457万5705台と3年連続で増加した。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日に発表したデータを集計した。認証不正による生産停止の影響が尾を引いたが、新型車効果が出て前年度から微増となった。

 登録車は1・6%増の294万8294台だった。ブランド別ではホンダは新型「フリード」などが好調で21・4%増の37万8524台と躍進した。三菱自動車は10・0%増、SUBARU(スバル)が3・5%増だった。いずれも新型車効果が出た。

 一方、マツダは6・8%減の11万4463台。認証不正で一時、「ロードスター」など2車種の生産を停止したのが響いた。トヨタ自動車も0・8%減、日産自動車が5・0%減だった。

 軽自動車は0・1%増の162万7411台だった。