非公開の会合後、取材に応じるJR九州の松下琢磨取締役常務執行役員=31日午後、熊本県庁

 JR九州と熊本県は31日、2020年7月豪雨で被災し、昨年4月に鉄道復旧で基本合意した肥薩線の八代―人吉間に関し、33年度ごろの運行再開を目指すことで最終合意した。官民で約114億円を初期投資し、観光と日常の両面で利用客拡大に取り組む。利用者増が見込めない3駅は廃止することで一致した。

 この日、国も参加した非公開の会合を熊本市で開き、決めた。復旧に向けた調査や設計には25年度から着手する。豪雨で不通となった区間のうち、残りの人吉―吉松(鹿児島県)間については、沿線の宮崎県や鹿児島県とともに今後協議する見通し。