中国広東省広州市内に並ぶ屋台=3月25日(共同)

 【北京共同】中国国家統計局は31日、景況感を示す製造業購買担当者指数(PMI)が3月は50・5だったと発表した。前月から0・3ポイント上昇し、好不況を判断する節目の50を2カ月連続で上回った。

 項目別に見ると、生産指数は前月より0・1ポイント上がり52・6となった。先行指数である新規受注は0・7ポイント高い51・8だった。輸出向け受注は0・4ポイント上昇して49・0となったが、節目割れの水準が続いた。他国との貿易摩擦激化が響いている可能性がある。雇用指数は0・4ポイント悪化し48・2だった。