【北京共同】中国の王毅外相は26日、在中国大使館の開館式典のために訪中したナウルのエニミア外務・貿易相と北京で会談した。ナウルは昨年1月に台湾と断交し、中国と国交を樹立していた。

 王氏は「国交回復以降、両国が相互理解と相互支持を深め、実務協力を全方位で発展させてきた」と強調。農業や漁業、海洋開発、気候変動などの分野でさらに協力を深化させたいと訴えた。

 エニミア氏は、両国関係は力強く発展していると指摘し「関係を新たな段階へ引き上げることを期待する」と述べた。