ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の攻撃により損壊したナセル病院=24日(ゲッティ=共同)
 イスラエル軍の攻撃で死亡した朝日新聞の通信員ムハンマド・マンスールさん(手前)(朝日新聞提供)

 【エルサレム共同】朝日新聞によると、パレスチナ自治区ガザで同紙の通信員を務めていたムハンマド・マンスールさん(29)が24日、イスラエル軍の攻撃を受け死亡した。2023年10月の戦闘開始以降、ガザではジャーナリストの死亡が相次ぎ、ガザ当局によると207人が犠牲になった。

 イスラエル軍は24日もガザ各地で攻撃を続行した。北部ジャバリヤなどの住民に「最終警告」として退避を通告。今後攻勢をかけるとみられる。

 一方、国際赤十字は最南部ラファにある事務所が被害を受けたと明らかにした。負傷者はいなかった。イスラエル軍は発砲を認め「建物が赤十字の所有と知らず誤った」として調査を約束した。