15日、サヌアで、米軍とイスラエル軍の空爆後に立ち上る煙(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】米誌アトランティック電子版は24日、米軍によるイエメンの親イラン武装組織フーシ派に対する15日の空爆について、米政権の閣僚らが誤って記者を招待した一般のアプリで事前に協議していたと報じた。ヘグセス国防長官は空爆の約2時間前に目標や使用兵器、攻撃順序が含まれた計画を共有。機密情報の管理が問われる事態となった。

 同誌によると、アプリは「シグナル」で、ヘグセス氏のほかバンス副大統領、ウォルツ大統領補佐官、ルビオ国務長官らの名前のアカウントが参加。同誌のゴールドバーグ編集長がウォルツ氏を名乗るアカウントからつながりを求められ、応じたところ、チャットグループに入れられたという。