米ニューヨークのウォール街の標識(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】週明け24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前週末比597・97ドル高の4万2583・32ドルで取引を終えた。トランプ米政権が導入を掲げる相互関税を巡り対象国が限定されるなどと伝わり、米関税策への過度な警戒感が後退。買い注文が膨らんだ。

 貿易相手国の関税率と同程度の関税をかける相互関税について、米国にとって貿易黒字国は除外するといった報道が伝わり、米関税措置への懸念が和らいだ。下落が目立っていた銘柄が物色され、前週末終値からの上げ幅は650ドルを超える場面があった。

 ナスダック総合指数も続伸し、404・54ポイント高の1万8188・59。