【サンモリッツ(スイス)共同】スノーボードの世界選手権に出場するハーフパイプ日本勢が24日、スイスのサンモリッツの本番会場で初練習に臨み、男子で初出場となる北京冬季五輪金メダルの平野歩夢(TOKIOインカラミ)は「しっかり優勝を狙いたい気持ちはあるが、まずは自分の滑りを出せるかどうかが肝心」と決意を語った。
全日本スキー連盟の派遣基準で、優勝すれば来年のミラノ・コルティナ五輪代表入りが確実となるが、平野歩は「今季はもうポイントは結構取れたと思っている。ここで絶対に決める、というよりも一つの通過点にしたい」と冷静だった。