【南京共同】世界陸連のセバスチャン・コー会長が23日、世界室内選手権が開催されている中国の南京で共同通信の取材に応じ、9月に東京で行われる世界選手権について「大会の成功を非常に期待している。2021年東京五輪にはいなかった観客も入り、人々の記憶に残る完璧な大会になるだろう」と語った。
東京大会の会場の国立競技場には補助競技場(練習用サブトラック)が併設されておらず、メインのサブトラックは約3キロ離れた代々木公園陸上競技場となるため、選手の移動が課題の一つとされる。コー会長は「難しいチャレンジだが、選手が本領を発揮できるよう、最適な解決策を見つける努力をしている」と話した。