大阪・関西万博で関西を中心とした9府県が共同出展する「関西パビリオン」の完成記念お披露目会が23日、現地で開かれた。「いのち輝く関西悠久の歴史と現在」をテーマに、琵琶湖や伊勢神宮、阿波おどりなど、各地の魅力を世界に発信する。
灯籠をイメージした六角形の建物は、入り口から通路を抜けると、関西全体の魅力を伝える「大関西広場」に。周りを取り囲むように8府県のブースを設け、万博会場と各府県をつなぐ「ゲートウエー」の役割を目指す。
兵庫県は約10分の映像作品で伝統産業の酒造りや、阪神大震災からの創造的復興を描いた。高野山や熊野三山など、異なる宗教が根付く和歌山県は、寛容な精神文化をイメージ。