横綱豊昇龍

 右肘や首の負傷で大相撲春場所を途中休場した横綱豊昇龍は30日からの春巡業に最初から参加することになった。師匠の立浪親方(元小結旭豊)が23日、明らかにした。稽古については様子を見て決めるが、横綱土俵入りは務めるという。

 立浪親方は5月の夏場所を見据え「肘はだいぶ良くなってきている。次はしっかり結果を出してほしい。今から調整しないといけない」と話した。

 25歳の豊昇龍は新横綱として昭和以降最多に並ぶ3個の金星を許し、9日目まで5勝4敗。10日目に新横綱では1986年秋場所の双羽黒以来となる休場となった。