岐阜県は22日、大垣市の20代女性がはしかに感染したと発表した。5日には安八郡神戸町の30代女性のはしか感染が確認されており、県内ではしか患者が1年間に複数確認されるのは2019年以来。
「岐阜新聞デジタル クーポン」始めました!対象店舗はこちら県感染症対策推進課によると、大垣市の女性は15日に発熱や頭痛などの症状が出て、20日に医療機関を受診。21日に県保健環境研究所での遺伝子検査の結果、陽性が確認された。現在は自宅療養中。
女性は他人に感染させる恐れがある感染可能期間内の15日午前10時~午後9時ごろに「どんどん庵一宮尾西店」(愛知県一宮市)、同日午後10時~同15分ごろに「ドラッグユタカ林町店」(大垣市)にいた。
また、20日には大垣市内で近鉄タクシーを利用し、女性がタクシーを降りた後、午後2時半~同3時ごろに大垣駅-同市長松町、同3時半~同45分ごろに同市西之川町-大垣駅の区間で同じタクシーを利用した乗客がいた。
県は、両店舗やタクシーの利用者で、3週間(21日間)以内にはしかを疑う症状が現れた場合、最寄りの保健所まで連絡するよう呼びかけている。
5日に感染が確認された神戸町の女性と、今回の事例との関連は確認できていない。