【キーウ、モスクワ共同】トランプ米大統領の仲介でロシアとウクライナ双方がエネルギー施設への攻撃停止で一致した後も無人機による空爆が繰り返されている。ロシア側のガス管関連施設にも攻撃があり、双方が非難の応酬に。市民は部分的停戦が実現しそうな雰囲気を感じていない。
ウクライナ非常事態庁などによると、南部オデッサで20日、ロシアによる大規模な無人機攻撃があり、10代の3人がけがをし、商業施設や高層の建物で火災が発生。21日には北東部スムイで攻撃があり、3人が死亡し4人が負傷した。同日夜には南部ザポロジエも攻撃を受け、少女(14)と両親の計3人が死亡、12人が負傷した。