【ニューヨーク共同】米政府系メディア、ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の記者らは21日、トランプ政権がVOAなどへの資金を停止し休職を命じたのは「憲法に定められた報道の自由の侵害だ」として、撤回を求める訴訟をニューヨーク連邦地裁に起こした。ロイター通信などが報じた。休職を命じられた記者やプロデューサーらは1300人以上に上る。
トランプ大統領は14日「政府効率化」の一環として政府機関、米国グローバルメディア局の機能を縮小する大統領令に署名。VOAのほか「ラジオ自由欧州・ラジオ自由」「ラジオ自由アジア」など傘下メディアは15日以降、報道活動がほぼ不可能になった。