JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期(グラングリーン大阪)」の南館が21日、開業した。55店舗の飲食・物販店や高級ホテルが並ぶ商業施設がオープンし、国内外の観光客を呼び込む。大阪・関西万博の開幕を前に、グラングリーン大阪の7割がまちびらきに至る。
南館はビル3棟で構成する。地上18〜39階、地下はいずれも3階で、延べ床面積は約31万平方メートル。2024年に先行開業したうめきた公園の南側に位置し、大阪駅と直結する。高層階はホンダやクボタなど大企業が順次入居するオフィスエリア。賃料は周辺より1割程度高いが、面積の約85%が埋まる見込み。